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日本が販売台数世界一!

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こんにちは、デビル小泉です。
先日、ルノー・ルーテシアR.S.トロフィーの試乗会に行ってきたんですよ。

詳細は誌面にて紹介いたしますのでお待ちいただきたいのですが、
そこで面白いお話を伺いました。


左はルノー・スポール・テクノロジーズからこの日のために駆けつけた
ジャン・カルカさんです。フランスで彼の運転するメガーヌR.S.のとなりに
座ったことがあるのですが、とにかくブッ飛ばします。
どこであろうと、です。雪道でも、です。
右はルノー・ジャポンの商品企画マネージャー、ブレン・フレデリックさん。
あまりにも日本語が上手く、目つきや佇まいが完全に日本人です。

それはともかくカルカさんによれば、なんと日本は世界で3番目に
ルノー・スポール車が売れている国だそうです。
1位は本国フランス、2位はオーストラリアで、3位が日本、
そしてイギリス、ドイツと続きます。
こういうクルマが大好きなイギリスを抑えているのって、スゴイですよね。

上位5ヵ国中、3ヵ国が右ハンドルの国というのも面白いです。
ルノー車の右ハンドル仕様って、ペダル配置からブレーキタッチまで、
すごく良くできているのですが、その理由もわかる気がします。

さて、日本で売れている、で思い出したのが……
ロータスです。何しろ、2014年の世界における日本の販売台数は、
なんと本国イギリスを抑えて堂々の1位!
今年もおそらく1位の座を守りそう、とのことです。

そうなんです、実は日本はスポーツカーが売れる国なんです。
フェラーリやランボルギーニといった超高額モデルは、
人口が多く、景気もバツグンにいい国にはかないません。
とんでもないスペックを誇るので、
クルマのことを良く知らない人でも「このクルマすげぇ」となります。

でもロータスやルノー・スポールのように、
スポーツカーを知り尽くした人ほどその良さがわかって、
しかも価格の割りにはたいして見栄も張れない(コンパクトですから)、
そんなクルマが売れるのって、新興国には真似の出来ない、
日本とかイギリスのような成熟した市場ならではだと思うのです。

ロードスターとかS660とかコペンがこの国から生まれたのも、
つまりはそういうことのような気がしますね。

そんなわけでみなさん、コンパクトスポーツカーをどんどん買って、
日本人の目の肥えたところを世界に見せつけてやりましょう! 万歳!



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