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カムに乗る?

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こんにちは、デビル小泉です。
ただいま編集部では12月24日(木)発売の
「モータースポーツのテクノロジー 2015-2016」を校了しつつ、
1月15日(金)発売のVol.112の取材を進めております。

で、そのVol.112の特集が「シリンダーヘッド」でして、
いわゆるエンジン腰下よりも上、
ピストン冠面よりも上の方に的を絞って詳しく見ていこう、
という企画です。

当然そこに出てくるもののひとつがカムシャフトなんですが……


美しいですね。いつも思うのですが、
こういうものを最初に考えつく人ってなんなんでしょうか?

「カムに乗る」
昔、こんな表現をよく専門誌なんかで目にしました。
40代前半の私でいうと、小中学生くらいの頃でしょうか?
なんとなくニュアンスは想像できたものの、
具体的にはよくわかりません。それは免許を取ってからも同じで、
今も自分でこのフレーズを発することはありません。

そこで、いろいろ聞いてみました。
ずばり「カムに乗るってどういうこと?」

「ターボでブーストが掛かった時の感じに近いんじゃない?」
(46歳/男性)

「低回転域でバラバラだった振動やら音やらのすべての波長が
高回転域でピッタリ整う感じ」(50歳・男性)

「2ストでパワーバンドに入ったときのような感じ」(42歳・男性)

「調子がいいってことだ」(59歳・男性)

全員男性でしたので性別を書く意味がありませんでしたが、
まぁ結局、小中学生の頃に想像していたニュアンスと
たいした違いはありませんでした。

パァァァーンと高回転まで回って、官能の境地に達する、ってな感じですね。


しかし、いったい何がカムに乗っているのでしょうか?

そんなわけで、カムに乗りつつ全開で取材中ですので、
次号をお楽しみにお待ちください。


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