編集長スズキです。
いつものことですが、毎日慌ただしく過ごしています。
いま取り組んでいるのは・・・もちろん、本誌(5/15発売号)、それから「博士のエンジン手帖2」、それにもう一冊。さらに、もうひとつの案件・・・その合間に取材、撮影・・・という日々です。
忙しいですが、幸せなことですねぇ。
さて、先日伺ったジャガー・オールラインアップ試乗会のお話の続きです。
3番目に乗せていただいたのが、こちらです。
ジャガーXF3.0プレミアム・ラグジュアリーです。
ジャガーのエントリーラインを支えるXFがデビューしたのが2007年。
その新しいデザインに、新生ジャガーを感じたことを憶えています。
で、僕はこのXFのデザイン、スキなんですよね。
ボディサイズは、
全長×全幅×全高:4975×1875×1460mm
ホイールベース:2910mm
車重は1870kg
です。
車重が、もう一回り大きいXJより重いのはXJがアルミボディのため、ですね。
いずれにせよ、僕にはちょっと大きすぎるジャガーですが、乗った感じはとてもいい。
さて、このクルマ、何が注目かというと、それはボンネットフードの下にあります。
これですな。
でも、我々は、いつものように・・・
「おっ、取れる取れる」と博士。
脱がせるとこんな感じですよ。
畑村博士が検分します。
エンジンは、306PS型と呼ばれる新開発の3.0リッターV6DOHCエンジンです。
もちろん、過給。スーパーチャージャーです。
このエンジン、従来の5リッターV8NAエンジンの代替。つまり5→3、8→6のダウンサイザーなんですよ。
5リッターV8の2気筒分を切り落として開発したエンジンなので、V6ですがバンク角は90度。そのバンク角にイートン製TVSスーパーチャージャーを搭載します。
パワースペックは
最高出力:250kW/6500rpm
最大トルク:450Nm/2500rpm
です。
組み合わせるトランスミッションは、ZFの8HP70。いつもながら素晴らしいATです。
クルマの仕上がりは、後から登場したXJの方が上。というか、クラスが一クラスXJの方が上ですからね。
インテリアもスッキリ。英国風を色濃く出しているのは、XJ。XFは、それよりは無国籍都会派です。
ちなみに、このXF3.0プレミアムラグジュアリーのお値段は・・・
829万円。
XJラグジュアリー(2.0直4ターボ)が900万円。
悩むなぁ、ちょっと頑張ってXJの2リッターかなぁ。
うーん。
なんて話を博士としながら食事を頂きました。美味しかった。
あ、悩んでも、仕方ないんですけどね。残念ながら。