Quantcast
Channel: 【モーターファン・イラストレーテッド 公式ブログ】
Viewing all articles
Browse latest Browse all 1506

ルノー・スポール鈴鹿テスト 20130417

$
0
0

恥ずかしながら負傷・タカハシ、『博士のエンジン手帖 Vol.2』の編集作業で大忙しの編集長スズキの名代として、三重県・鈴鹿サーキットで開催されるルノー・スポールのテストを取材に行って参りました。
今回のテストの目的はルノー・メガーヌR.S.のタイヤテストということでしたが、どちらかと言うとルノー・スポールの一大デモンストレーションといった趣で、負傷・タカハシ、スタッフの方のお話を伺うにつれ、ルノー・スポールという組織の底知れぬポテンシャルにある意味、戦慄を覚えました。その理由は次号のMFi Vol.80で書かせていただきます。

さて、ルノー・スポールと言うとF1を思い出す方も少なくないかもしれませんが、F1の活動は「ルノー・スポールF1」という別組織の担当。正統(?)「ルノー・スポール」は、かのゴルディーニとアルピーヌが統合された姿なのです。とは言えアルピーヌは昨年、ケータハムと共に「アルピーヌ・ケータハム」を設立したのでややこしい。ルノーとルノー・スポールの関係は、アライアンスを組む日産で言えば、日産とNISMOの関係と言うより、日産とプリンス自動車の関係と言った方が近いかも知れません。

そんなわけで随分と久方ぶりの鈴鹿取材。かつては毎月のようにフレッシュマントロフィーレース(今はクラブマンレースと言うんですね)などの取材で通っていましたが、編集部異動の紆余曲折を経るうち疎遠となり、白子駅前の変わりようなどもはや浦島太郎状態。サーキットもコース以外は「ここはどこ?」でありました。

今回のテストの主役、ルノー・メガーヌR.S.。ワルそうな顔してますな。オジサンとしては、鈴鹿に黄色いクルマがいるとついついEG6シビックを思い出してしまいます、サンバ!!


テストはほとんどタイムアタックが目的と言ってもいい状態。ステアリングを握るのはルノー・スポールの“トップガン”テストドライバー、ロラン・ウルゴン氏。2011年6月17日、ニュルブルクリンク北コースでメガーヌ ルノー・スポール トロフィーを駆り、8分7秒97のFF市販車最速タイムを記録した方です。プロフィールがイマイチはっきりしないのですが、フランス国内選手権ラリーとかワンメイクレースにスポット参戦されたりもしているようですね。

タイムアタックの模様はいちいち文字で説明するより早いので動画でまとめてみました。




テスト目的達成!!のルノー・スポールの面々。左から国際マーケティングマネージャーのジャン・カルカ氏、チーフシャシーダイナミクスエンジニアのフィリップ・メリメ氏、ルノー・ジャポンの大極 司社長、ルノー・スポールのチェアマンのパトリス・ラティ氏、テストドライバーのロラン・ウルゴン氏。


さて、会場には…と続けたいところですが、大人の事情でいましばらくお待ちくださいませ。


Viewing all articles
Browse latest Browse all 1506

Trending Articles