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謎のスポーツカーを取材中 20130425

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負傷・タカハシ、昨日は静岡県・富士スピードウェイと御殿場市某所のさるレーシングガレージへ、取材でお邪魔して参りました。さすがにFISCOは久方ぶりというわけではないのですが、いまだに「FISCOのメインゲート」と言うと、富士霊園側の現・西ゲートへ行ってしまう浦島太郎オヤジっぷりではあります。

負傷・タカハシ、やはり鈴鹿サーキット同様に、ここも富士フレッシュマンレース(現在は富士チャンピオンレースと言うんですね)取材で毎月のように通っておりました。当時は木下みつひろ選手や織戸学選手がまだ小僧ドライバーとしてNA-1600レースを、飯田章選手がシルビアやAE86レースを、山路真一選手がRX-7レースを戦っていた時代です。ちなみにこの頃、鈴鹿では高木真一選手や谷川達也選手、土屋武士選手がフレッシュマンとしてFJ1600レースを戦っていましたっけ。ああ、涙出てきた…。

さて、FISCOの旧・メインゲート前で待ち合わせをしていたのは日本人唯一のル・マン24時間レース・ウイナーである関谷正徳選手。もはや選手ではないのですが、浦島太郎の負傷・タカハシ的にはどうしてもドライバーとしての印象が強いのです。ところが関谷さんが現れません。
しばらくしてクルマで関谷さん登場。
「ダメだよぉ、今、メインゲートって下の方なんだから」
実は関谷さん、現・メインゲート前で我々を待っておられたのでした。オヤジぞろいの取材陣で申し訳ございません(笑)

関谷さんの先導で到着したのが某レーシングガレージ。ここもまた、負傷・タカハシ的には涙が出るほどよく見知った場所です。こちらの社長さんとも「初めまして」というわけでなく、ご挨拶するのは随分と久方ぶりのことになりました。

ああ、職人魂あふれるニッポンのレーシングガレージだ…。負傷・タカハシ的に心落ち着く心象風景であります。メーカー・ワークスチームの「研究・開発機関併設の清潔感あふれる近代的なガレージ」ってのは、江戸っ子オヤジ的にはどうにもお尻がムズ痒くなります。またまた涙が…。


そのガレージの中で我々を待ち受けてていたのは…

おおっ、なんか「タダモノではないオーラ」が漂ってます。明らかにレーシングスポーツカーであります。


このマシンが何かと言うと…。
はい、皆さんよろしくお願いしま~す!!

よいしょ、よいしょ…。

どひー、カッコいい!! 


これは今年から開催される「インタープロトシリーズ」というワンメイク・レースの専用マシンで、FISCO周辺のレーシングガレージ有志が総力を挙げて開発した、純国産(外国製もパーツは使用していますが)のスポーツカータイプ量産レーシングカーであります。
同様カテゴリーでは現在も鈴鹿クラブマンレースのネオヒストリッククラスで走っている東京R&DのカドウェルやWESTのビバーチェ(畑川さんとか神谷さんとかお元気なのでしょうか?)などがあるので、日本初というのははばかられますが、クローズドタイプ・ボディだと多分、日本初になるでしょう。そしてこの「インタープロトシリーズ」の発案者であり発起・呼びかけ人が関谷正徳さんというわけです。

しかしこのデザイン、もう、負傷・タカハシに悶死しろと言わんばかり。
「なんとなくシャパラル2Dな感じだね」と同行したライターの古庄速人氏に言ったところ、「そりゃ、まだボディが白いからでしょ」と一蹴されてしまいました。

このクルマ、たぶん本日(4月26日)にFISCOでシェイクダウンしているはずなのですが、MFi的には中身の撮影と取材に専念。
まだまだ現状では取材が足りていないので、このクルマの記事は次号のVol.80ではなく次々号のVol.81にて掲載いたします。気長にお待ちくださいませ。


今月は久方ぶりの再会となる方が多いなぁ…。


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