編集長スズキです。
いつも書いていることなんですけど(すいません)、本が出来上がってきたときには、我々編集部は、「次」に取りかかっていて、頭のスイッチが切り替わったところなんです。
つい先週までは頭のなかで、「X-by-Wire」に関する用語が飛び交っていて、編集部内でも、「でもさぁ、ステア・バイ・ワイヤーだとさぁ、フェイルセーフはこうあるべきじゃねーの?」「ブレーキ・バイ・ワイヤーってさ、こういう場合はどういう制御が入るの?」とか、「ええええっ! いすゞのNAVi5ってそういうことだったの?」なんて会話が展開していて、周りの編集部から変な目で見られていたんですけどね。
ってことで、Vol.91「X-by-Wire 電光石火、自由自在?」
よろしくお願いします!

で、ちょっと前の話なんですけど、先週の金曜日のことです。
僕はいつもよりちょっと早く起きて、いつもと違う電車に乗りました。
大井町線で大井町へ。京浜東北線で秋葉原へ。
総武線に乗って一眠り。起きてもまだ着いてませんでした。
遠いなぁ。

棟着したのは、西千葉駅です。
なぜなら、ここには千葉大学があるからです。

いいなぁ、国立大学は。
なんだか敷地に余裕があります。
久々に大学のキャンパスを歩くと、なかなか気持ちがいい。

あ、遊びに行ったわけではありません。
千葉大で打合せがあった畑村耕一博士とお話をするためです。

なんの話かって!
そうです。次号(つまり5月15日発売号です)の特集のお話です。
博士の前で聞いているのは、デビル小泉。
MFiへ異動してきた間もない(ゆえに、時折編集部内の会話が宇宙語に聞こえるらしいです)ため、基本の「き」を理解するために、まずは博士にレクチャーしていただきました。うむ、勉強になった。