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スカイライン200GT-t

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編集長スズキです。
三連休、ですね。どうお過ごしでしょうか?
東京は、ちょいと冴えない天気です。
学生の方は、夏休みがスタート、という感じでしょうか? 
さて、そんな7月ですが、編集部は引っ越しその他で大わらわです。
それぞれがいろんなところに散っています。
木曜日、僕は箱根へ行ってきました。
TOYO TIRE箱根ターンパイク。


このクルマの試乗会です。
といっても、MFiの枠はその前日でした。
そこには、いつもの萬福コンビが伺っていました。
なので、当然8月16日発売のVol.96の「福野礼一郎のニューカー二番搾り」は、スカイラインってことになりますね。福野さんがどんなことをお書きになるか、楽しみですねぇ。

で、なぜ、木曜日に?
とお思いの方もいらっしゃるでしょう。
この日、試乗だったライターの世良耕太さんにくっついて行ったわけですよ。鞄持ちみたいなものです。スカイライン・ターボに興味があったので。


手前が今回の主役、スカイライン200GT-t。奥がスカイライン350GT(ハイブリッドですね)。
世良さんとじっくり乗り比べをしました。
個性が大きく違って、とてもよかった。
ダイムラーからパワートレーンの供給を受ける200GT-t。日産が新世代ターボと呼ぶ2ℓ直4DOHC直噴ターボですね。メルセデスではM274と呼ばれているはず。

パワースペックは、
排気量:1991cc
ボア×ストローク:83.0×92.0mm
圧縮比:9.8
155kW(211ps)/5500rpm
350Nm/1250-3500rpm
となっています。
強力ですなぁ。

このスペックは同じパワートレーンを積む
メルセデス・ベンツE250と同じ。ですが、燃費が違います。
E250(セダン)の燃費はJC08で15.5km//ℓ
スカイライン200GT-tは同じく13.0km/ℓ
その違いは、MFi本誌でもご紹介した通り、メルセデスはリーン燃焼をしていて、スカイラインは全域ストイキ燃焼だから。リーン燃焼をするには、リーンNOx触媒が必要で、コスト高に繋がります。スカイラインはそれを嫌ったのと、エンジンのフィールを重視したから全域ストイキを選んだ、というわけ。

スカイラインのデザイン、いいですねぇ。好きです。
ちなみに、スカイラインのライバルになるBMW3シリーズの場合、このパワースペックに相当するのは、328i。
僕の320だと、270Nmなので、だいぶ違いますね。
ターンパイクで試乗した印象でも、やはり相当パワフルです。
で、4気筒ターボです。エンジンのフィーリングも。
回せばエンジンの存在がどんどん伝わってくる。よく言えば、そんな感じ。
悪く言えば、がらっぱちでうるさいかも。
でも、そういうフィーリング、僕はとても好きです。気に入りました。


同時に乗り比べたハイブリッド。
こちらは、もう全然違います。
静かで速い!
同じように走ったつもりでも、スピードが2割くらい違う感じ? でしょうか?
どちらがいいかは、本当にお好みしだい。
でも、どちらもいいです。脚周りも気に入りました。19インチをちゃんと履きこなしている印象です。

ちなみに、200GT-tのパワートレーンは、発表されたばかりの
メルセデス・ベンツCクラスでいえば、最上級グレードの
C250スポーツと同じ。ちなみにこちらは、644万円。

同じくE250セダンで599万円

でスカイライン200GT-tは、383.4万円(試乗したグレードはタイプSPで456.84万円)。
ってことですよ。

ご興味を持った皆さん、ぜひ試乗してみてください。
ハイブリッドと200GT-t、両方乗り比べるといいと思います。楽しいですよ。


E250(セダン)の燃費はJC08で15.5km//ℓで599万円
スカイライン200GT-tは同じく13.0km/ℓで383.4万円(試乗したグレードはタイプSPで456.84万円。


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