編集長スズキです。
今日はトヨタの新ディーゼルエンジンの1GD-FTVの技術説明会がありました。
MFiとしては、すでにトヨタ本社で取材させていただき現在発売中のVol.107「進化するディーゼル」特集号に6ページで詳しく解説しています。
トヨタが作るディーゼル、トヨタでしか作れないディーゼル、です。詳しくは本誌をぜひご覧になっていただきたいです、
新型のランド・クルーザープラドに搭載されてますね。
実はトヨタは、ディーゼル生産でVW、フォード、PSAに次ぐ第4位なんです。
このGD型の前型のKD型は年産100万台規模ですから、まさにグローバルエンジン。
世界156カ国で展開してるっていうから、すごいエンジンです。
新しいGD型もまずは87カ国に展開するそう。
2016年には69万基生産予定だそうです。
せっかく行ったのでMFiお得意のディテール写真を撮ってきました。
ソレノイド。インジェクターはデンソーの第4世代。
能力的には250MPaあるのですが、1GDでは220MPaまで使っているそう。
こちらは、ピストン。
TSWINテクノロジーとトヨタが呼ぶ、シリカ強化多孔質陽極酸化膜で燃焼室表面コーティングを施してあります。
左が前型、右が1GDのものです。
ち、ちいさい!
タービンホイールの入口径が52mmから41.5mmになってます。重量は40%減!
新型のタービンは最大23万回転でまわるそうです。
自社製というのがすごい!