編集長スズキです。
今日は、妙に暖かいですね(@TOKYO)。
もうすぐ春、なんですねぇ。
昨日は、横浜へ行ってきました。
向かった先は、大桟橋です。
こちらが船首側です。
この船は川崎汽船の最新鋭の自動車運搬船「DRIVE GREEN HIGHWAY」号です。
昨日は、この船のお披露目式があったのです。
船好きとしては、ここは行っておかないと!
この船は、乗用車7500台を積載できる世界最大級の自動車運搬船。
川崎汽船が考える次世代環境フラッグシップ、です。
まずは、サイズから。
見えますか?
全長199.99m。(船の世界では全長200mを超えると「巨大船」ということで、いろいろ規制が変わるそうです。ですので、199.99mということなんですね。
全幅37.5m。
これまでの自動車運搬船は、パナマ運河のサイズに合わせて、もう少し幅の狭い船だったのですが、パナマ運河の拡張工事(32mから49mまで広がります。4月に工事終了予定)に合わせて、37.5mの船幅になったわけです。これで積載できる自動車の台数が6000台から7500台に増えたということです。
とにかく、でかいです!
巨大な駐車場のようです。1から12までデッキがあって(つまり12階建ての駐車場みたいな感じですね)、一部は天井の高さが変えられる構造になっています。
ですから、トラックや建機はもちろん、鉄道車両も積めるんです。
日立製作所が英国で受注した高速鉄道の車両も、この船で運ぶそうですよ。
こちらはデッキ。
太陽発電パネルが敷き詰められています。
その数912枚。一般家庭300世帯分の発電量があるそうです。
もちろん、船内の照明はLEDです。