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Channel: 【モーターファン・イラストレーテッド 公式ブログ】
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「ル・マン24時間 闘いの真実」

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編集長スズキです。
どうやら関東地方も梅雨入りのようですね。
そうか、もうすぐ6月か。時の流れは速いですねぇ。
そうそう。すでにVol.80のなかでも告知していますが
6月14日発売で
MFi叢書シリーズ第4弾
ル・マン24時間 闘いの真実
林義正・田中紀子著
が出ます!
「出ます!」の前には、「作ってます!」「出来上がりました!」
っていうのがあるんですけど、いまは、まさに「作ってます!」の状態です。

今回は全体で208ページ。右開き(縦書き)です。
林先生の書き下ろしで、とても面白いです。
どう面白いのか?
いろんな読み方ができるところですね。
・もちろんモータースポーツの本として
・レーシングカーの技術についての本として
・教育の話の本として
そしてなにより、良質な「冒険譚」として。
よく考えたら、ワークスでもなく、プライベーターでもなく、潤沢な資金もなく、経験もなく、あるのは林先生の頭脳と学生たちの熱意だけ、のところからル・マン24時間レースに出る(だけじゃなくて、マシンも開発する)って、大冒険だと思います。
その大冒険の途中でぶつかる障害や落とし穴、葛藤・・・とてもわくわくしながら楽しめます。
僕は担当編集者なので、すでに通しで20回以上読んでますけど、いいですね、面白い!

本の作り方も、いつもと違います。
いつもなら、初校のPDFを作ってメールで送って、あるいはサーバを介してやりとりして、なんですが、今回はプリントアウト(紙の束ですね)と赤ペンのやりとりです。
時間が差し迫ってきたので、昨晩は僕が編集部を10時20分に出て、一路林先生のご自宅がある鎌倉へ向かいました。
夜のドライブです。先生のお宅に着いたのが11時半過ぎ。
なんと先生が、お休みにならずにお待ちになってくださっていました。感激です。
で、なんと、お土産までいただいた・・・恐縮です。
今度は、鎌倉から表参道までのドライブです。
表参道にはMFiのデザインを手がけるデザイン事務所があります。
ここで表紙の相談です。

表紙はこうなる予定。
画面ではわかりにくいかもしれませんが、これまた「特色の銀」を使うので、仕上がりはかなり目立ってカッコよくなります!

表参道で表紙のデータを受け取ったら、今度は市ヶ谷の大日本印刷の守衛所まで走ります。
いやぁ、長いドライブだったなぁ。




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