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ノッキングをぶっ飛ばせ

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編集長スズキです。
そんなわけで、僕のテデスコ1号(BMW320i)の走行距離が5000kmを突破しました。4カ月で5000km。まぁまぁのペースです。
ここまでの燃費は・・・・


平均速度38.6km/hで12.1km/lℓ。
なかなか優秀です。
ちなみに、前の愛車シトロエンC4 1.6ℓ+4速AT(AL4)の燃費はこんな感じ。


ちょっと平均速度が違いますが
平均速度34.0km/hで10.8km/ℓでした。
シトロエンからBMWで燃費が12%アップです。
4速と8速の違いが大きいかな。
ちなみにBMW320iのエンジンはおなじみの
N20B20B型2.0ℓ直4直噴ターボ。バルブトロニック付き。
135kW/270Nmのスペックです。
圧縮比は11.0。最近のターボエンジンらしくなかなか高い圧縮比です。

今回のVol.92「点火と燃焼 ノッキングをぶっ飛ばせ」特集の中で大々的に扱っているこのエンジンの場合は・・・


スバル・レヴォーグが搭載するFB16DITです。
1.6ℓ水平対向4気筒ターボで
125kW/250Nmのスペックです。
こちらの圧縮比は(も)11.0です。
おお、おんなじだ。
と思ってはいけません。
FB16DITの指定燃料はレギュラーなんです。RON90。
BMWの場合は、ハイオク指定。日本の場合はRON100です。
でも、BMWはドイツのクルマなので、ドイツのRON95に合わせています。
つまり、燃料が違うのです。
今回の特集でもノッキング対策について取り上げていますが、どうやら
RON90とRON95の差は、RON95とRON100よりも大きい(エンジンにとって)らしいです。
マツダのSKYACTIVエンジンの場合、RON95の欧州仕様の場合は圧縮比が14.0なのに、RON90の日本仕様は圧縮比13.0で圧縮比にして1.0の差が生まれると聞いたことがあります。
ってことを考えれば、FB16DITの場合はRON95だったら、圧縮比12.0の可能だったのかな?
昔のNAレーシングエンジン並みの高圧縮比です。
ノッキングを回避しつつこの圧縮比を実現するために、スバルのエンジニアがとった方策とは?

ぜひ楽しみにしていてください!


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