編集長スズキです。
一昨日発売のMFi_Vol.92、ご覧になっていただけましたでしょうか?
MFiは、毎月15日発売なのですが、日本は広い。16日や17日に本屋さんの店頭に並ぶ、という地域も多いと思います。
5月の気持ちよい土曜日です。ぜひ、本屋さんへ。
さてさて、この号の
福野礼一郎のニューカー二番搾り(編集部では、フランス語的発音で、「ヴァンシヴォ~」と呼ばれることが多いです)は、注目のシボレー・コルベットです。
いつもにまして字が多い(写真が小さい!)。
福野さん、おっしゃりたいことがたくさんあったんでしょうね。
そういえば、3月にデトロイトに行った時も、GM本社ショールームの一番いいところにこのコルベット、飾られていましたね。
かっこいい。
で、特集の「ノッキングをぶっ飛ばせ」の中でも、コルベットのエンジンが登場します。
題して
「ボア径100mmの現実と真実」
クライスラーのHEMI 6.4ℓとGMのLT1というボア径100mmオーバーというエンジンについて深ーく掘り下げてます。
HEMI6.4は
ボア:103.9mm
LT1は
ボア:103.25mm
です。
どちらもOHVの2バルブ。
日本の常識からするとなんとなく「ローテク」な感じがするかもしれませんが、とんでもない誤解です。
HEMIの圧縮比は
10.9
LT1に至っては
11.5
ですよ!
ちなみに、これがLT1です。
LT1は、DI、HEMIはPFIという違いはあれど、生半可な技術ではこの圧縮比は実現できません。だって、「ノッキング」という難敵がいるんですからね。
そのあたりは、沢村慎太朗さんの解説でぜひお楽しみください。