編集長スズキです。
今日は寒いですねぇ。ここのところ、冬らしい寒さです。
その寒さのなか、新型車の発表会へ行ってきました。
これです!
スズキ・イグニス。
はっきり言って、かっこいいです。僕は好きですね、このスタイル。
ボディサイズは
全長×全幅×全高:3700×1660×1595mm
ホイールベース:2435mm
車重は2WDで880kg、4WDで920kgです。
いいですねぇ。
最近のスズキ・デザインは冴えてます。
このイグニス、プラットフォームから新しいのですから、試乗するのが楽しみですね。
燃費は2WDがJC08で28.0km/ℓ 4WDが25.4km/ℓ。
いいですねぇ。
イグニス、全車マイルド・ハイブリッドです。
ISG(モーター機能付き発電機)と専用のリチウムイオン電池を搭載してます。
さて、今日はエンジンに注目してみましょう。
搭載するのは、K12C型直列4気筒DOHCエンジン。
スペックは
排気量:1242cc
ボア×ストローク:73.0×74.2mm
圧縮比:12.5
最高出力:67kW/6000rpm
最大トルク:118Nm/4400rpm
となっています。
燃料がレギュラーガソリンで圧縮比12.5は、かなり高いですね。
そうです。このK12C型はデュアルジェットなんです。
つまり、インジェクターが各気筒に2本配置されています。
ほらね。
2本は同じ仕様のインジェクターです。
燃料噴射圧は380kPa。スズキの噴射圧は高いですね。
その目的は、もちろん燃料の微粒化。
2本のインジェクターの噴射パターンは同じだそうです。もちろんさまざまな制御が可能なのですが、いろいろ試した結果、2本で同じように噴く方が燃料がよくなったそうです。
現在発売中のMFi Vol.112の特集は
「シリンダーヘッド!」です。
こちらね。
で、K12Cのシリンダーヘッドを見ると、ローラーロッカーが採用されています。
これも燃費追求のためのフリクション低減のため、です。
スズキがローラーロッカーを採用するのは、この世代から。
エンジンの効率追求のためには、とにかくフリクションを下げなくてはいけないんですね。
さてさて、今度はピストンを見てみましょう。
ピストンのスカート部に模様が見えますね。
ちょっと寄ってみましょう。
この模様(というかディンプルといおうか)のパターンにもワケがあります。
ピストンの潤滑とフリクションの低減のためにどんなパターンにするか、たくさん試したそうです。その結果がこうなったそう。
でも、じつは、両サイドに2本ずつの溝が見えると思います。この溝がすごく大きな効果を産んでくれるそうです。そうか、この縦溝がポイントか!
左に見えるのが、ISG。
インテグレーテッド・スターター・ジェネレーター。
充電機としても働き、モーターとしてトルクを供給することもできる。ここがマイルドハイブリッドのキーデバイスです。
ISGは、三菱電機製。
WA05Aという型式の直流同期モーターです。
2.3kW/50Nmのスペック。最長30秒間トルクアシストします。
新型スズキ・イグニス。
早く乗ってみたいです。
価格はこちら。