コペンハーゲン(もとい、東京より)こんにちは、おすぎです。
前回のブログを調子に乗って遅くまで図書館で書いていたら
宿泊先で借りた自転車の鍵を失くしてしまい、ブログのトラウマになっていました(苦笑)
さて、クリスチャニア・バイクがなぜそう呼ばれるか?
実はコペンハーゲンには自治区があります。
それが「クリスチャニア」と呼ばれる地区で、
建物も当時彼らが作り上げたままの雰囲気が残っているので、
タイムスリップしたかのような気分に陥ります。
だから地元の人に聞くと、必ずここを訪れるべきだと薦められます。
話によると、十年ほど前まではマリファナも合法だった土地だとか。
そのせいなのか写真の撮影は基本NGで
(でもクリスチャニアの住人の方曰く、法的に禁止されているわけじゃないし個人的に楽しむ分にはOKだとか)
地元の人は写真に自分たちが映り込む事を嫌います。
クリスチャニアで特徴的なのはこの看板。
敷地内への自動車の侵入は禁止。
(入れそうな道もないし、入ったところで道路が狭すぎて走れなさそう)
住民による車の個人所有も禁止。
となると敷地内の移動は、徒歩か自転車。
(馬を飼っているところもあったので、もしかしたら移動に馬を使う人もいるのかも)
とは言え、自治区の端から端まで歩くと30分程度かかってしまうので、荷物の運搬に何かしらの乗り物は必要。
というわけで、車の代わりに荷物を運搬する乗り物として登場したのが、このでっかい荷車付きの自転車クリスチャニア・バイク。
最大積載量は約100kgだから大人でも乗れた訳ですね。
今ではすっかりコペンハーゲン市内にも輸出(?)され、
コペンハーゲンは大通りでは必ず自転車専用道が設けられているので、このようなやや幅広なバイクも通行可能ですが、東京のように、車、バイク、自転車の混在交通ではちょっと走りづらいかも。
余談ですが、原チャはたまにしか見かけず、
たまに見かけても自転車道を走るというルールになっているらしく、自転車に混じって走って行きます。
さらにこれは朝のコペンハーゲン市庁舎前の交差点での様子。
旗を掲げた人は無料の新聞配布人。
そしてオレンジ色の上衣を着た女性の右手に注目して下さい。
なんと走りながら新聞を受け取るという凄技。
自転車通勤の多い街ならではの光景でした。